2011・3・11日に起きた東日本大震災におけるHS神戸とサポートチームの活動報告です


by aoesupport

やっさん岩手~宮城活動報告2

22日の金曜日は実際にボランティア活動をしました。野田村に朝9時前に到着。
村役場脇にある社会福祉協議会のボランティアセンターにて登録をします。
平日ということもあって、それほど混雑もしていませんでした。
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登録で記入した後は、黄色いウインドブレーカーを支給されます。
この黄色いジャンバーは汚れ防止と共に、ボランティアのイメージカラー
として、現地の人に受け入れられているということです。証明みたいなものです。
今回、いただいた作業はセンターの目の前にある消防署の周りの側溝の清掃です。
どぶのふたがめくれて中には瓦礫がつまっており、水が流れなくなっています。
消防署の車の清掃にも支障があるということで、人員9名で作業を始めます。

ふたを開けるための鉄の金具を支給されましたが、それでは動かなかったので
持参した鉄の長い棒を使ってどぶのふたを持ち上げました。この棒は硬くなった
瓦礫を崩すのにも使えましたので、ぜひボラセンでそろえてもらいたい道具です。
ふたを開けた中には汚泥や瓦礫がつまっていますが、油・海水・へどろ・生活排水
が混ざり合った匂いは、北の寒い地方でもきちんとしたマスクが無いと耐えられません。
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午前の作業が終わり昼食になりましたので、車で近くの食堂に行き暖かいものを
食べました。お店の方にも震災時の話を聞くと、このお店の周りには津波が
近くまでこなかったため、3月中には営業を始められたそうです。
よみがえれステッカーを見せましたら、「こうした言葉って力があるよね。」と
言ってくれました。うれしい言葉です。お父さんの出身地田野畑村と野田村の
2枚を託して、午後の作業に向かいます。
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午後になると、外人さんのいるグループが合流してきました。
話をするとシンガポールからイースター休暇を利用してボラ活動に来た
ドイツ人です。あとは日本人と結婚したドイツ人女性もいます。
いっしょに活動しましたが、なかなかパワーがあり予定を越える作業が
進みました。国際協力活動もあるのがボランティア作業です。
最後の最後に側溝の中にどぶのふたが鉄筋といっしょに落ちていました。
人の力では撤去するのは不可能です。そこで私の持ってきたエンジン発電機と
電気カッターでそれを取り去り、作業を完全に終わらせました。
どぶの水が川に流れていくのを見て、参加者みんなで満足して作業が
終わり、後片付けをしてボラセンに作業確認をして終了です。

その後、久慈市に戻り被害を受けた漁協周辺を視察しました。
町は落ち着きを取り戻していますが、港の被害はひどいものです。
久慈漁協も営業を再開していますが、仮の営業にすぎません。
ぎょきょうという看板を見かけましたので、勝手に応援ステッカーを
貼ってきました。これは看板屋さんの活動です。
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こうして2日間の活動を終えて、今後聖学院大学の学生を連れて行く場所として
野田村を考えることにしました。宿泊を町の機能が回復している久慈市にとれること
行方不明者がいないため安心した作業ができること、ボラセンがきちんと
対応できていることなど、被災地が初めての学生さんにはまずは安全を
優先にしたいと考えています。これは誠ちゃんたちの活動とはある意味
真逆にありますが、私の考えるボランティア活動の普及ということでは
こういう方法もあるということを理解してもらえると思います。
ただ、この後の2日間の旅程でこの考えが少し揺らいだのも事実です。
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by aoesupport | 2011-04-23 23:00 | 活動報告など