2011・3・11日に起きた東日本大震災におけるHS神戸とサポートチームの活動報告です


by aoesupport

こもゆうチームGW前半参加メンバーの感想②

今回は牡鹿半島の港で作業をさせていただきましたが、
石巻の中心地とは違い、震災からしばらく経った今でもなお、
まったくと言っていいほど手が付けられていない状態でした。
見渡す限りガレキだらけ、土台だけが残った民家の数々…
テレビで見た映像そのものです。
ただ、実際目の前にその光景が広がると、テレビとは比較に
ならないほどの衝撃があります。しっかり自分の目に映っているものが、
かえって現実味のないもののようにも思えてきました。それでも
その場でずっと作業をしていると、非日常的な光景が次第に
「普通」のものように感じてしまう自分自身に怖さのようなものも感じました。

夜は石巻市街に戻り、湊中学校の体育館で寝泊りをしました。
市街地については、確かに日ごとに状況は良くなっているようでした。
ただし、海側に車を走らせると、一定の時点を境に状況はまるで違います。
電気はほとんど通っておらず真っ暗です。道路は冠水し、周囲の民家は
無残に崩壊し、かなりの異臭がしました。
途中、何台ものパトカーとすれ違いました。空き巣泥棒が出て、
治安が悪くなっているとのことでした。不気味。その一言に尽きます。
湊中学校はそんな所にありました。
(こりゃキツいな…)心の中でつぶやきました。
体育館に入ってしまえば、個人的にはそれなりに快適でしたが、
綺麗好きな方にはかなりの抵抗があったことと思います。

今回は2回目の参加、約1ヶ月ぶりの参加です。
1ヶ月でかなり復旧したと感じるところもありました。
まさか和食レストランでミックスフライ定食にありつける
とは想像すらしていませんでした。

でも、今回作業にあたった地域、宿泊した場所は、まったくと言って
いいほど手付かずの状態だったのには少なからずショックを受けました。
今回は、「こんなに復旧していてびっくりしました。」みたいな
報告がもしかしたらできるかな、と思っていたのですが、
そんな甘いもんじゃないですね。悲しいですけど。

これから参加される皆さんへ。食料はせいぜい1~2食分あれば、
現地でなんとでもなります。ビッグカツ定食も食べられるし
コンビニでなんでも買えます。
それでもなお、「現地には何もない」ということを大前提として
行かなければならないと思います。

どこで作業するかはその時々によってまったく違うんだってことを
今回知りました。今回よりさらに被害が甚大な場所で作業、
寝泊りをすることだってあるかもしれません。
見たくないものを見てしまう可能性だってゼロじゃありません。
私自身、認識が甘かったと反省を含めてのお伝えです。

しばらくは行けそうにありませんが、都合がつくときにまた行きたいです。
今日からまた、どっぷり日常に漬かっています。日常を大切に、
無理せずできる範囲で、微力ながらお手伝いできればと思っています。
悲しいことではありますが、長い道のりです。
積極的に石巻に遠征されている方には本当に頭が下がります。
どうぞ無理せず、心身に気をつけてやっていきましょう。

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2回目の参加をしたメンバーの感想です。
通常の震災であれば、一月ごとにライフラインは
目に見えるように回復し、生活が元に戻ってくる
感じがするのが普通なのですが、今回はそうはいきません。

それほど、被害は広く大きく、復興にも差が出てきているのが
レポートからもよくわかります。今回の宿泊場所は大変なようでしたが
その体験も他の人にはできないことでもあります。
活動は長く続きます。また時間と心の余裕がある時に、
石巻に帰ってみてください。     (やっさん)
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by aoesupport | 2011-05-08 15:00 | 活動報告など