2011・3・11日に起きた東日本大震災におけるHS神戸とサポートチームの活動報告です


by aoesupport

6月18・19日活動報告(牡鹿半島・谷川浜・洞福院にて)

やっさんです。先週末の6月18・19日での活動報告です。

今回はこもゆう組が9名・てきや組が7名・私が4名という
今まで最大のボランティア数で作業ができました。
さらには、私の仲間の看板仕事人チームはユニック車・トラック
などを準備していましたので、マンパワーとマシンパワーの融合
による作業で、結果、非常に効果的な作業ができたと感じています。
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作業活動場所は牡鹿半島東側の谷川浜にある洞福院というお寺です。
先週もこもゆう組などが作業をすすめてくれていましたが、
日曜日に谷川地区の檀家さんを集めて合同慰霊祭を行うという事で、
少しでも片付いた場所で集まって祈ることで、心の区切りをつけて
次に進んでもらえたらという気持ちで作業できました。

谷川浜は60世帯150人が暮らす三角州にある集落で、港と家と田畑がありました。
今回の津波により60のうち59の家が破壊され、24名の人が命を落としました。
8名の方しか見つかっておらず、残りの方はまだ行方不明です。
お寺も山に近い場所にあったのですが、本堂・山門・寺務所すべて壊れ
跡形もありません。寺院の庭が砂地だったのは、海からの砂が運ばれて残った
ためで、最初は町全体が砂で埋まり、砂浜になっていたという話でした。

この土曜日は仏教的な行事でいうと百か日にあたります。
亡くなられた人に対して、そろそろ泣くのをやめましょう。
そのために一度集まってみんなで大泣きしてから、笑っていきましょう
という日であるそうです。檀家さんの要望も、行方不明者もみつからない
けど、どこかで区切りをつけないと心がどうにも落着かないという事で、
どんな形でも良いから慰霊祭をしたいということでした。
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寺院内の砂・細かい瓦礫などは人の手で集めて片付けていきます。
その中で動かせない大きな石や灯篭などは機械の力を使います。
こもゆう・てきやチームは重機の入れない沢の中の瓦礫も
丁寧に撤去してくれて、梅雨時の沢の氾濫を先に抑えることができました。
看板屋さんチームの技術系ボラと大勢の人の細かい手によるボラとが
融合することで、作業終了時にはかなりの瓦礫が片付き、きれいになり
住職さんからお礼の言葉と挨拶をいただきました。
一定の目標を全員で達成できた感じがあり、またそれぞれのチームの
特性を活かした効果的なワークができたと思います。

翌日の日曜日午後の谷川のお寺に行くと、檀家さんも200人以上集まり、
無事に合同慰霊祭ができたと住職さんから聞きました。
家があったであろう場所には多くのお花が供えられていて、
親戚一同が集まってシートを引いてお清めをしていました。
青い空に海、白い砂に埋もれた町に黒の喪服と色とりどりの花々。
また忘れられない景色がこころに刻み込まれました。
60世帯のうち、避難所に残っているのは5世帯だけだそうです。
他の方々は別の場所に移動してしまい、戻ってくるかどうかも
わからないと住民の方から話を聞きました。俺は頑張るよという言葉も。
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想像してみてください。こんな浜や集落が東海岸500キロにわたり、
あふれています。砂に埋もれた浜、瓦礫に埋もれた町、人が帰れない集落。
立ち上がる力も無くなった住民の後押しのために、たくさんのボランティア
がその地に集い、自分の手でできる事をしています。
その振る舞いが少しでも住民の動くきっかけになれば、意味あることです。
HS神戸サポートチームの活動は続きます。皆様の力をさらに結集してください。

やっさん
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by aoesupport | 2011-06-21 23:30 | 活動報告など