2011・3・11日に起きた東日本大震災におけるHS神戸とサポートチームの活動報告です


by aoesupport

フォークリフトの話

やっさんです。
漁港に必ず必要なものは船です。漁師さんは船を守るために、
あの地震が起きたとき、沖に船を出航させたそうです。
そのおかげで、船はだいぶ助かりましたが、港に置いてあった
車やフォークリフトはほとんど流されてしまいました。

漁に出て魚を獲ってきても、その運搬・加工等のためには
フォークリフトが必要だということで、誠ちゃんのブログにも
フォークリフト支援金募集の記事が載っていました。
たとえば、サポートチームで活動している小渕浜には
震災前60台のフォークリフトがあったのですが、
今は2台しか残っていないということなのです。

私はそこで、日本にある各フォークリフトメーカー4社に
フォークリフトの無償貸与のお願いをしてみました。
無論、だめもとですが何かしなければ事は起きません。
2社は現状の説明をメールでいただきましたが、協力は
難しいということでした。

まあ無理な話ではあるよなと、あきらめていたところ、
K社の仙台支店の方から、携帯に電話をいただきました。
車種を決めることはできないが、2台のフォークリフトを
小渕浜のある表浜支所に持っていきますという話でした。
なんということでしょう!?
話を聞きますと、もともと、宮城県漁協に贈るようにフォークリフトの
支援要請が来ていたこと、表浜支所近くの仮設住宅を建設した
工事業者からも同じ地区での支援要請があったこと、そして、
我々ボランティアからも支援要請があったことが重なったため、
表浜支所にフォークリフトを運ぶことを決定したということです。

K社さんにはフォークリフトが余っているのかというと、
そんなことはまったく無く、今回の震災で1500台が流されてしまい、
今も数はまったく足りてはいないが、漁業復興のための協力も
欠かせないということで、支援はしていくということでした。
この話を漁協の委員長さんにしたところ、本当に喜んでいました。

ただの偶然が起こした出来事ですが、偶然を生むのには
それを動かす力、あきらめない力も必要なのだなと感じました。
皆さんにも、まだまだあきらめない力があると思っています。
(K社とは米大リーグの松井君を応援している建設機械の会社です)
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by aoesupport | 2011-07-21 00:00 | 支援物資 ・活動情報