2011・3・11日に起きた東日本大震災におけるHS神戸とサポートチームの活動報告です


by aoesupport

てきやチーム石巻牡鹿・金華山での活動報告

いつもいろいろありがとうございます。2月4、5日のてきやチーム活動報告です。

『金華山へ そして  縁  』

いつもの活動場所である石巻牡鹿半島大原から車で
約20分の鮎川浜からさらに船で約20分のところに金華山はあります。
まだこの2月も去年の地震・津波・台風の傷跡が残っており
ところどころ道が崩れ石塔が倒れたままになっていました。

去年から吉村誠司氏も継続的に支援していたところです。
http://www.supernews-clip.cx/v/?mid=96ea64f3a1aa2fd00c72faacf0cb8ac9
(パソコンかスマートフォンならフジテレビで放映された画像が見れるかもしれません。)

てきやは、こもゆうチームのみっちゃんと里香さんと大原の人たちと
1月に初詣に行きました。 鹿の多さと、ところどころ倒れたままの
石塔や崩れた地形や破損した箇所のある参道が印象的でした。
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そして2月、今回の作業はゴミ捨て場までの道が昨年9月の台風の影響で、
でこぼこになり車が通れず片付けが進まないとのことで道の補修を
行わせて頂きました。船着き場に積んである重い小石の入った土嚢袋を
小型の重機で持ち上げダンプに積んで運び窪んだところへ撒いてならす作業でした。
てきやチームの精鋭のイッチー、はじめちゃん、やまちゃん、
てきやに加えて、誠ちゃんと一緒にフジテレビのニュースに出ていた
金華山の職員の日野さんとプラス2名の金華山神社の職員の方々と
一緒の作業となり、思ったより大切な作業であったことを感じました。

ゴミ捨て場まで車が通れるようになり日野さんが、『これで割れたガラスを
やっと運べます。』 と言って頂き、てきやもホッとしました。
土曜日の午後から雪となり日曜日の朝には積もっていたのでお昼まで
神社社周辺の雪かきを行いました。
日野さんの、 『まだまだやることがいっぱいあります。』
という言葉に復興の道のりの長さを感じました。
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日曜日、大原へ戻れたのは15時近くでした。区長さんと小野寺さんと挨拶し、
月曜日の仕事に備えて東京へ急いで帰らなけばならない時間でした。
高橋さんとも挨拶だけでもと仮設の前で待ち合わせて、
『今度は大原でゆっくり・・・』という言葉を交わし大原を後にしました。

私はこの地とこの人々との縁を大切におもっています。

縁・・・1月に金華山へ初詣に行った日に高橋さんの仮設に泊めてもらい、
いろいろな話をさせて頂いた翌日は、小形棟梁に会いに行きました。
以前棟梁が創った建物の写真を見せてくれました。棟梁の自慢の作品
だったそうです。津波で流されてしまったとのことでした。
てきやは棟梁が写真を見せてくれたこのひとときを忘れたくないとおもいました。

棟梁がおもむろに、『てきやさん、行こう』と言われ棟梁のトラックに乗りました。
棟梁の自慢の建物があったところでした。そこは、海が正面にあり、
津波で集落ごと流され、今は荒れ地が広がっていました。
てきやは棟梁が連れて来てくれたことにうれしく、ありがたいとおもい、
棟梁のかなしみを一生懸命感じようとしていました。
さっき見せてもらった写真と重ね合わせて、真剣に土地と海を見つめ、
この地の空気を感じ、目に焼き付けて、自分の心と身体に棟梁の
かなしみを刻みつけようと海を見つめ続けました。

ときどき棟梁の声がきこえてきました。
『オレが創った(建物)のは今は海の底だ』
『津波はおっかなかった』
『たまにひとりでここにくるんだ』
長いか短いかわからない時がすぎた帰りの車で棟梁がしみじみ、
『人は生まれたところで生きてそこで死にたいとおもうのに、
ふるさとすらなくなってしまった。津波はおっかない。』
と言っていたのが印象的でした。
このひとときは忘れられないし、忘れたくない、この地と人々に
より強い縁を感じたひとときでした。
今回の津波と地震によってひとりひとりの方の心にはいろいろなものが
刻みこまれていて・・・たまたま私は、触れさせて頂けたんだなと実感しました。

ここに来れて、私は縁とつながりとわかちあうことの大切さを実感できました。
がれきはなくなっても、縁とかかわりは、まだはじまったばかりのようにおもいます。
最後に私は、ここに来させてもらったこと自体に感謝しています。
カンパを下さった方々、活動紹介をして下さった方々、コメントを寄せて下さった
方々、仲間や職場の人たちの気遣いに心から感謝しています。
ありがとうございます。

てきやこと清田和男
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by aoesupport | 2012-02-20 23:00 | 活動報告など