2011・3・11日に起きた東日本大震災におけるHS神戸とサポートチームの活動報告です


by aoesupport

つくば市北条竜巻被害活動報告(HATAYAMA氏)

やっさんです。
私の予備校時代からの友人HATAYAMA氏も自分の第二のふるさと
というつくば市での被害にたまらずボランティアに向かってくれました。
私と同じ年の40台半ばの会社員の彼ですが、その動きは若者のようです。
彼からのメールいただきましたので、こちらに報告として載せておきます。
誰でもどんな形でも、困った人がいたら思いやれるようになれば、
この国はまだまだ立ち上がれると思います。
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ようやく時間がとれ、つくば北条に行ってくることが出来ました。
エリアも限られており、命にかかわるような状態は脱していますが、
そうはいっても堅く閉めた雨戸まで吹き飛ばされ、
押入の布団の中にまで砂が入り込むような中心部のお宅、
最低限の生活スペースは確保しても、それ以外は散乱したまま。
まだまだ大変なことは多く続くと思われます。
少しでも力になり、また人々に記憶が絶えないよう、参考にお伝えします。

今回は被害の状況も正確にわからないこともあり、市の社会福祉協議会が
設立したボランティアセンターに正式に登録しての活動です。
初日は雑木林周辺に散らばったゴミの収集。二日目は
中心部の商店(履物屋さん)の家屋、店舗、物置等の片付け等です。
商店ではすべての商品が土埃にまみれ、ひとつずつ点検して廃棄するか決定。
残すとなったものは固く絞った布でふき取るなどリフレッシュ作業を経て、
これまた汚れ棚板が散乱していたのを直した陳列棚に並べていきます。
また2Fに上がらせていただき瓦礫の散乱したベランダを片付けます。

ほこり舞う中、大きな瓦礫を手で拾い、細かいものは箒で掃き集め、
水を流して土を落とす、徐々にきれいになっていくのは今日来た我々には
単純にうれしいことだが、6日以来戦い続けている立場に堪えること、
黙々と作業している奥さん、がんばりすぎちゃってる様子に胸が痛みます。
そう、北関東や東北の多くの日本人は、そもそも人に頼ることに抵抗があるし、
頼んじゃったら自分がより一生懸命やらないと、と思ってしまうのです。
何度か脱力するような話しかけをするもうまく行かなかったところ、
物置から古いが立派な和傘が出てきました。
店の屋号が達筆で記され古びているもとてもいい風合いです。
これを機にお店の成り立ちなど少しずつ語ってくれ始めた奥さん、
すこしずつリラックスして、作業は僕らがやるので捨てるか残すなどの
指示だけしていただければという意図を徐々にわかっていただけました。

物置を片付けていくと一条の陽光が差し込みます。屋根に小さいが穴が
開いていました。社協のボラは屋根に上っての作業が禁止されており
歯がゆいところですが、ご主人がこともなげに上られ修復を始めたので
お願いしました。そのかわりではないが、今後の本格的な作業のため
足場が組んであり、これは屋根ではないねとの判断で猿のようにのぼり
外壁から作業はさせてもらいました。ぐらぐらの外壁材や破損した
店名サインの一部など、落下しないようにはずしておろします。
足場の各段に1名ずつ乗り、垂直バケツリレーです。
当日参集の急造チームですが思いはひとつ、見事な連係プレーで
2階屋上から地面までがひとつになり、怪我なく作業できました。
夕方になりご主人、奥さんと相談し翌日こられる方への申し送り内容を
まとめ、ボランティアセンターに報告して終了です。

報道その他ではおおむね落ち着いたといわれており、また社協ボラセンも
ニーズをうまく掘り起こせておらず、ボラの新規募集は昨日曜をもって
終了とのことですが、実態としてはまだまだはるか長い道のりです。
わが第二の故郷で起きた大惨事、なんとか風化させずに地道に
サポートできればと思います。

幸い当面の具体的なターゲットがあります。
7月末土日に北条祇園祭、これを実施できるか、
そしてそこにどれだけ人を集め盛り上げられるか、北条の明日が見たいですね。
畑山啓(HATAYAMA SATOSHI) 
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by aoesupport | 2012-05-26 15:30 | 活動報告など