2011・3・11日に起きた東日本大震災におけるHS神戸とサポートチームの活動報告です


by aoesupport

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石巻・牡鹿半島大原での活動報告7月14・15日 『 遙かなれり 大原!』

7月14・15日石巻牡鹿半島大原の三熊野神社の夏祭りで
たこ焼きを焼いてきました。(^-^)とても楽しく、いとおしい時でした。
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14日の前夜祭は神社の境内でたこ焼き初披露となりました。
生ビール、焼き鳥も振る舞われ、小中学生や浴衣姿の女性も、
たこ焼きを食べてくれて・・・神事にも参加させて頂き、巫女さんの舞、
獅子舞、太鼓と笛が鳴り響き、楽しく賑やかに夜が更けていきました。
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明けて、15日の本祭では、てきやは再びたこ焼きを焼き、てきやチームの
はじめちゃん、やまちゃん、イッチーは20数名で御神輿を担ぎました。
葛城ユキさんも駆けつけてくれて『ボヘミアン』他オリジナルの歌も
熱唱してくれて、心のこもったあたたかい語りも加わり、圧倒的な
力強い歌唱力と共にみんなの心に響きました。
何人かの人から『てきやさん、うまいっちゃ、来年も再来年もたこ焼き、
焼いてくれっちゃ 』 と言ってもらいました。
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神事に参加させて頂いた後、神社から少し離れた所で夜の海を
見つめていると自然と涙が出てきました。
・・・大原の人たちに受け入れてもらえたうれしさ・・・ 
大原の人たちが笑顔でいられなかった時もあった・・・
今は、今日はみんなの笑顔が見られた・・・
そして・・・がれきと泥まみれだったこの地で再び、お祭りができたこと・・・
これまでの活動を振り返りつつ、涙の理由とこみ上げてくるあたたかさと
よろこびに言葉を探している自分がいました。

巫女さんが舞い、笛の音やみんなの笑い声が聞こえて来ます。
気がつくと、小形棟梁が寄り添うように立っていました。
『てきやさん、やっとここまできたなぁ ちょっと安心した』
ゆっくり、一言ずつかみしめるように語る棟梁の、
「・・・ここまできた・・・」という言葉が心に染みて、深く頷きました。
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そして慰労会では、無事に盛大に終わったお祭りの余韻に包まれながら、
以前にいつか一緒に釣りに行きましょうという話をした阿部副区長さんと
日本酒を酌み交わしました。
「まだ田んぼには津波による釘やガラスの破片などの小さながれきが
残っている。これを取り除かないと田畑の再生ができない。
塩抜きや放射能検査はやっているけど、この小さながれき撤去は
気の遠くなるような作業でなかなか進まないけど、反骨精神で
何とか頑張っている。山や田畑が荒れれば海もダメになる。
それをくい止めたいんだ。でも、農業を続ける気力を失った人たちもいる。
震災のダメージってまだまだ大きい。」
そのようなお話しを伺いました。てきやは、田畑のいろいろな
お手伝いを是非、是非やらせて下さいと返しました。

これからは、大原には、災害が起きてしまったら真っ先に駆けつけたいし、
農業・漁業の手伝いや、お祭りで再び、たこ焼きを焼きに行ったり、
御神輿を担いだり、仲間として大切な人たちに会いに行くというかかわりを
ずっと続けて行きたいとおもっています。
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そして・・・これまでとかかわりかたが変わることもあり、
ボランティアチームとして活動してきた「てきやチーム」は解散します。
また、今後のてきやのボランティア活動については、チームではなく、
有志という形を取りながらまだまだがれきと泥が残る、
南相馬市での活動に重点を絞り、継続的に且つ、精力的に続けて行くつもりです。

南相馬市、石巻の大原も含めて、まだ心災と震災は続いています。
まだ道の途中・・・出逢いとかかわりに感謝しつつ、自分らしい生き方をとおもっています。

『 遙かなれり 大原!』  てきやこと清田和男
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by aoesupport | 2012-07-21 00:59 | 活動報告など
やっさんです。

九州をおそった豪雨はかなりの被害を見せております。
昨年の台風で石巻でもかなりの被害をうけて、
その様子は、海からくる津波と同じようなものが
山から来た山津波だと言われておりました。
TV等で見る画像は、まさにその山津波そのものでした。
被害にあった皆様にお見舞いの言葉をかけるとともに、
現地では助けの手も必要とされておりますので、
できる人ができることをしていくことが大切ですね。

そんな週末ですが、てきやチーム・こもゆうチームのベースでもある
石巻大原の三熊野神社では夏まつり(夏の例祭)が開かれます。
7月14日(夜)前夜祭 7月15日本祭という予定です。
三熊野神社は地震でかなりの被害をうけて、山門の石段がくずれて
本堂も先日引起しでの修理がやっと完了したところです。

我々が震災後の4月の末にはじめて、大原に入った時には、
大原の人々は毎日、自分の家の片付けより先に
この神社を片付け、自力で石段を組み直していました。
最初はその意味がわからなかったのですが、後の付き合いの中で
この土地の神社に対する大原の人々の強い思いを感じることができて
昨年は形だけの例祭にこもゆうなども参加し、御酒を奉納させてもらいました。

今年いよいよ、例祭とともに地域の夏祭りが復活するということで、
てきやさんが4人の仲間と、たこやきを焼きに向かいます。
大原の人々と祭りを復活させて、たこやきを焼くというのは
てきやさんの悲願ですし、大きな復興への一歩となります。
仙台からお神輿も寄贈されたという話もありますし、
きっとサポートチームの他のメンバーも大勢参加するでしょうから、
盛大ににぎやかに祭りが行われる事でしょう。
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皆さんも自分の地域の祭りに参加していますか?
夏祭りがこの7月と8月に行われますが、そういう場に参加することで
平時より地域のコミュニティのつながりを強くしていることが
災害時にどれだけ協力して対処できるかにつながっていきます。
大原に行くことはできない人も、地域のお祭りにふらっと足を運んで
地元のつながりやコミュニティの形などを見ておくのもお勧めです。
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by aoesupport | 2012-07-13 10:50 | 今週の予定
石巻 大原活動報告 6月23・24日

『雰囲気を・・・』

今回 すごく楽しかったです。いつもの、てきや、イッチー、はじめちゃんに、
てきやの職場の後輩の「伊達っち」も加わっての活動でした。

活動内容は23日 大原の漁師の斎藤さんの牡蠣の種付け
24日 早朝の神社の清掃及び草むしりプラスお昼まで
前日同様牡蠣の種付け作業を行いました。
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住民の人たちと一緒に牡蠣の子供が付いたホタテの貝殻を
等間隔で縄に固定する作業でした。これを海に沈めて育てると
2年後に食べ頃になるそうです。それなりにハードな作業でしたが
海の風が心地よく住民の方々と会話しながらの作業はとても楽しかったです。
聞き慣れた方言やなまりにぬくもりを感じました。
休憩中、震災直後のお話しをして下さったり、
「(てきやの住んでいる)千葉で災害が起きたら今度はおらたちが行くっちゃ 」
と言って下さったり、心のつながりを感じられたひとときでした。
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作業後は小形棟梁に会いに行ったり、高橋さん、平さんやっちんさんたちと
おいしいお酒を飲みながら、田植えを昼間していたという平さんに、
「今度は一緒に畑仕事をさせて下さい。」と頼みこんでいる自分がいました。
これからは、純粋なボランティアとしてではなく「てきや君」として、
漁業・農業・神社再建のお手伝いを兼ねて大切な人たちに会いに行く
という形が取れそうです。こうして、大原の住民の方々と一緒に
作業ができて当たり前のように一緒にお酒が飲めること、
とてもうれしく、ありがたいこととおもっています。
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前回のメカブ作業と今回の作業をさせて頂いて、はたらくよろこび、
誰かの、何かの役にたてるよろこびを実感することができました。
前回お土産に頂いたメカブとワカメを母に渡したらとても気に入ったらしく
メカブがなくなると母は船橋の東武デパートに行って気仙沼のメカブを
大量に買ってきました。そんな母が、
「お前が宮城にこんなに行かなかったら、東北のメカブやワカメが
こんなにおいしかったことを知らないままだった。今回、売り値で
ワカメとメカブを買ってきなさい。そしてたくさんお手伝いしてきなさい。」
と送り出されました。母からこんなことばをもらったのは、はじめてでした。
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そして今回、職場の後輩の伊達っちの初参加。
そして、はじめちゃん、イッチー、やまちゃんという、年をまたいで
共に行動してきてくれた仲間の存在 いろいろな形で活動を理解し、
支援して下さった方々の存在。自分が勝手にはじめた活動が
いろいろな意味と価値とつながりが加わり、とてもうれしくありがたくおもっています。
振り返ると・・・一緒にがれきを片付け、泥出しを行い、語りあえた日々・・・(^-^)
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てきやが尊敬している、神田橋條治先生のことばに、『雰囲気を受け止めて雰囲気で返す』
ということばがあります。 感謝のおもいと共に、このことばを実生活で
実践する構えが取れたら・・・より豊かな人とのかかわりが持てるんだろうな・・・
とイメージしていましたが、あこがれにとどまり、ずっと遠くに感じていました。
この活動を通してこのことばを近くに感じられる時を頂きました。

『雰囲気を受け止めて雰囲気を返す』
とは、そういう構えを身につけることではなく、人と人との間に漂っているもの、
浮かび上がっているものを感じてつかみ、寄り添いながら共に
時を過ごしていくことのようにおもいました。
そして次は、神社のお祭りでたこ焼きを焼いてきます。 (^-^)

てきやこと清田和男
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by aoesupport | 2012-07-05 18:30 | 活動報告など